「感染症」は英語で?「infectious」と「contagious」の違い

使い分けシリーズ

This disease is infectious but not contagious.

 

「infectious」「contagious」はどう違うの?

 

こちらの記事では、「infectious」「contagious」の違いをご紹介します。

 

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「Infectious」と「Contagious」

 

「infectious」「contagious」も「感染性の」という意味で使われます。では、「感染症」を英語で「infectious disease」「contagious disease」とした場合、この2つの単語はどう違うのでしょうか。

Infectious Disease

 

「infectious disease」は、ウィルスや菌などの感染による病気全般を指します。ウィルスや菌による感染症は、一般的な風邪、インフルエンザ、食中毒、デング熱、マラリアなどです。

 

Contagious Disease

 

「contagious disease」は、「infectious disease(感染による病気全般)」の中でも、人から人に感染する病気を指します。

 

従って、風邪やインフルエンザは「infectious disease」ですが、人から人にうつるので「contagious disease」でもあります。

 

Infectious but not Contagious

 

それでは、こちらはどのような病気でしょうか。

This disease is infectious but not contagious.
(この病気は、感染性がありますが、人から人にうつりません。)

 

これは、感染症の中でも人から人にうつらない病気。たとえば「蚊がウィルスを媒介する」ことで感染することはあっても、くしゃみなどにより、人から人に直接うつることはない病気をあらわします。

 

病気以外が「うつる」にも使える!

 

「infectious」「contagious」は、病気だけでなく、「感情や態度が他の人に移りやすい」という意味でも使われます。

Yawning is contagious / infectious.
(あくびはうつる。)

 

「あくびがうつる」は英語で?「あくび」に関する表現
「contagious」は、感情や態度が他の人に移りやすいという意味で使われますが、良いことにも、良くないことにも使えます。「infectious」も置き換え可能ですが、移ったら嬉しくないことには、どちらかというと「contagious」が使われる傾向があります。

まとめ 💬

 

  • infectious disease
    感染による病気全般
  • contagious disease
    感染による病気の中で、人から人に感染する病気

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