「株価が上昇した」は英語で?「rise」と「raise」の違い

ビジネス英語

✔ 「rose」か「was raised」?
The share price _____. 
(株価が上昇した。)

 

 

「株価が上昇した」の「上昇した」は英語で何?「rise」「raise」の違いは?

 

この記事では、「rise」「raise」の違いを解説します。

 

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「rise」と「raise」の違い

 

「rise」は、「上がる」「上昇する」「昇る」というように、「(自然に・結果として・自分で)上へ」というイメージがあります。過去形は「rose」、過去分詞は「risen」です。

 

一方で、「raise」は、「上げる」や「挙げる」のように、「(手を加えて)上へ」というイメージがあります。過去形も過去分詞も「raised」です。

 

「rise」
(自然に・結果として・自分で)上へ

「raise」
(手を加えて)上へ

 

文頭の例文を見てみます。

 

The share price rose
(株価が上昇した。)

 

株価は意図的に引き上げられるのではなく、いろいろな要因があって、その結果上昇や下落するので、「株価が上昇した。」には「rise」を使います。

 

このように、価格について「rise」や「raise」を使う場合、「rise」は単に「価格が上昇した」という意味で使われます。

The price of crude oil rose sharply.
(原油価格は急上昇しました。)
I expect prices to rise by 10%.
(価格は10%上昇すると予測する。)

 

一方で、「raise」を使うと、「価格を引き上げる」というニュアンスになります。

The price was raised.
(価格が引き上げられた。)
The store raised vegetable prices.
(その店は野菜の価格を引き上げた。)

 

「rise」の使い方

 

「価格」について以外でも、「rise」は「上がる」「上昇する」「昇る」「立ち上がる」という意味で使われます。

The sun rises.
(日が昇る。)
Smoke rises from a wildfire.
(山火事から煙が上がる。)
I rose from my seat.
(椅子から立ち上がった。)

「raise」の使い方

 

「価格」について以外でも、「raise」は、「上げる」や「挙げる」という意味で使われます。また「育てる」という意味でも使われます。

Raise your hand.
(手を挙げてください。)
The consumption tax was raised to 10%.
(消費税は10%に引き上げられた。)
Many issues were raised at the meeting.
(ミーティングで多くの課題が提起された。)
I was raised in Japan.
(私は日本で育った。)

 

「increase in」と「increase of」の違い

まとめ

 

  • rise:「上がる」「上昇する」「昇る」
  • raise:「上げる」「挙げる」

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