「access」と「access to」は、どちらも使われているけど、どう使い分けるの?
こちらの記事では、「access」と「access to」の使い分けをご紹介します。
「access」の意味
「access」は、たとえば「access the data」や「access to the data」のように、「to」などの前置詞が続くときと続かないときがあります。
✔ access the data
✔ access to the data
では、どういうときに前置詞が続いて、どういうときに続かないのでしょうか。それは、「access」が「動詞」として使われているか、「名詞」として使われているかによって決まります。
動詞の「access」
「access」を動詞として使う場合は、「to」などの前置詞を付けません。そのかわりに、すぐ後に「access」の対象になるものを続けます。文法的にいうと、「access」は「他動詞」であるため、そのすぐ後に目的語が必要となります。
I cannot access my online courses.
(オンラインコースにアクセスできない。)
Someone tried to access my account yesterday.
(昨日、誰かが私のアカウントにアクセスしようとした。)
You can find how to access the building on our website.
(ビルへのアクセス方法はホームページにあります。)
名詞の「access (to)」
一方で、「access」を名詞として使う場合は、「~へ」や「~に」というような前置詞が必要です。「access」と一緒によく使われる前置詞は「to」です。
Due to the pandemic, there is limited access to the building.
(パンデミックにより、ビルへのアクセスが制限されています。)
The project aims to provide access to education for all immigrants.
(プロジェクトは、すべての移民に教育を受ける機会を提供することを目的としています。)
We implemented measures to prevent unauthorized access to personal information.
(個人情報への不正アクセスを防ぐための措置を講じた。)
比較
はじめの2つのフレーズについての解説です。1つめは「to」がないので、この「access」は「動詞」として使われていると予想できます。一方で、2つめは「to」があるので、「名詞」として使われています。
✔ access the data
(データにアクセスする)
✔ access to the data
(データへのアクセス)
▶「login」と「log in」の使い分け
▶「between」と「among」の使い分け
▶「increase in」と「increase of」の使い分け
▶「apply to」と「apply for」の使い分け
まとめ
- 動詞の場合
access 〇〇 - 名詞の場合
access to 〇〇
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