「It’s cold here.」と「It’s cold in here.」の違いは何?
こちらの記事では、「It’s cold here.」と「It’s cold in here.」の違いをご紹介します。
「here」と「in here」の違い
留学前「ここ寒い!」といえば、私自身は「It’s cold here.」の一択でした。しかし、アメリカでは、場面によって「It’s cold in here.」のように、「here」の前に前置詞を付けて言う人が多いのが衝撃でした。では、意味はどう違うのでしょうか。
It’s cold here.
「It’s cold here.」は単に「ここは寒い。」という意味で、幅広く使われます。「今いる部屋の中が寒い」という意味かもしれませんし、日本からニューヨークに到着して「ニューヨークは寒い」という意味かもしれません。
It’s cold here in New York.
(ニューヨークは寒いです。)
It’s cold in here.
一方で、「It’s cold in here.」のように「in」を付けると、「ここ」の範囲がぐっと狭くなります。「in here」は「囲まれた場所や空間」を指します。たとえば、部屋の中で「It’s cold in here.」と言ったら、「この部屋の中が寒い」という意味になります。車の中で言ったら、「この車の中が寒い」という意味になります。
It’s freezing in here. Could you turn on the heater?
(ここ(の中)はすごく寒い。ヒーターをつけていただけますか?)
比較!
では、こちらはどうでしょうか。公園に穴がありました。「ここ(穴の中)に何かいる!」という場合、「Something is here」も「something is in here」も使えますが、「something is in here」の方が、ぐっと「中」に焦点があたっている感じがします。「something is here」は「(穴の中に限らず)公園に何かいる」という意味でも使えます。
まとめ
- It’s cold here.:ここは寒い。
- It’s cold in here.:(囲まれた場所や空間で)ここ(の中)は寒い
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