「約」って英語でどう書く?
こちらの記事では、「約」を表す英語をご紹介します。
「約」は英語で?
「約」と表現したいとき、どの英語を使うのがよいでしょうか。
それぞれの単語の使い方やニュアンスの違いをみてみます。
about、around
「about」や「around」は、一般的に「約」という意味で広く使われます。
Sales decreased by about (around) 10% YOY to \100mn.
(売上高は、前年同期比約10%減少し、1億円でした。)
approximately
「approximately」も、「about」や「around」と同じように「約」や「その数値に近い」という意味で使われます。「approximately」はどちらかというと、やや専門的な印象もあります。
また、「approximately」は、「approx.」と短縮することもできます。
It costs \1,000 (approximately US$10) to ship the package.
(その荷物を送るのに1,000円(約10米ドル)かかります。)
nearly
「nealy」も「約」の意味で使うことができますが、「もう少しでその数値(ほぼ)」という場合に使われます。
たとえば、下の例文の場合、実際の数値が「30%」より小さい時に使うことができます。
Net profit increased by nearly 30% YOY.
(純利益は、前年同期比約(ほぼ)30%増加しました。)
roughly
「roughly」も「約」の意味で使うことができますが、どちらかというと「大まかに」「大雑把に」というニュアンスが含まれます。
Overseas sales accounted for roughly 40% of total sales.
(海外の売上高は、全体の約40%を占めました。)
or so
「or so」も「約」「~かそのくらい」という意味で使うことができます。
It will take two hours or so to get there.
(そこに着くのに、2時間かそこら(約2時間)かかる。)
more or less
「more or less」にも「約」や「おおよそ」という意味があります。
It took me five hours, more or less, to finish my homework.
(宿題を終えるのに、おおよそ5時間かかった。)
circa
堅い表現で普段目にすることは少ないかもしれませんが、「circa」も「約 (頃)」という意味で使われます。「c.」など略すこともできます。
The temple was built circa 1500.
(そのお寺は1500年頃に建てられた。)
まとめ
- about、around:約
- approximately:約 (その数値に近い)
- nearly:約(もう少しでその数値、ほぼ
- roughly:約 (大まかに、大雑把に)
- or so:約 (~かそのくらい)
- more or less:約、おおよそ
- circa:約 (頃)
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